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全国油脂販売業者連合会
会 長  館 野 浩 一


館野浩一 10月の総会で会長のご指名を頂きました。館野浩一です。一言就任のご挨拶を 申し上げます。

 未曾有の穀物大暴騰が収まりそして急激な価格低落の波乱が取り巻いて居ります仕事の環境であります。大きな波乱は資本力の弱いところがよりダメージを受けると思われます反面、一方で大型船でなく小型船なので小回りが効くという利点もあるかと思いますのでメーカーの方針を理解の上、意思疎通を図りお客様の立場をよく踏まえて我々油問屋はしぶとく相次いで押し寄せる史上空前の大波乱の中、しっかり仕事をしたいと思います。

 会員皆様に多少なりとも従来以上の業界情報の提供や新しいビジネスの在り方の情報提供等お役に立てる部分が出来ればと思います。

 歴史的な金融の危機とその体制の崩壊は例外なく各国経済の失速化のリスクを引き起こしていると連日の報道に私達も不安を覚えるところです。
経済官庁のNo2で退官し大学院教授の昔のテニス仲間は、「80年に一度100年に一度位はこういうガラが起こるものだ位に割り切って対応する心構えも必要じゃないか」等と言った上で、「出生率の低下や成熟した国がどう経済を安定的に成長させて行くかの道をしっかり見定める事の方が大切と思うが」との話でした。

 マクロ的だとそんなものかなと思いましたが、民間企業の中でも中小零細である我々には却って示唆に富んでいて参考になるかな、と思い直して居ります。

 ドル不足が伝われている中ですが、ごく凡庸な感覚では、ベトナム・湾岸・イラク戦争の引続く大きな戦費や収まらない貿易赤字に加えて実力以上の豊かな生活の為に印刷機を廻しっぱなしでドル紙幣が世界中にバラまかれている状況に改善が無ければ又その内投機的穀物価格の上昇もマイナス成長が特に新興国の需要が下げ止まる事、波乱な常態の時代が続く事を心配しています。

 最近の報道に有りましたが、権威による品質評価は力を失いつつあり、顧客主導の非理性的つまり感情的な評価が主流となって来ている、というものが有りました。ウェブサイトに誰でも参加出来る事が様相を変えているという話でした。
 その記事は更に情報の平均値と分布に言及して居りました。ますますの多様性と個性の時代には大きな組織と小さな組織とが棲み分けられる事と意訳し理解しました。

 小さな集団が好きこそ物の上手なれで学習し顧客に耳をそば立てる事によって大いに出番ある事への興味と可能性を示唆頂いたと感じました。

大阪から始まり東京でも立ち上がって来た「油の花フォーラム」の若い経営者達 中心に大いに勉強して頂き先輩方がされて来た様に未来を切り開く時代の先兵となって頂き私達も応援し教わりながら元気で頼れる油問屋への道へ前進して行ければと考えます。
 その一助にいくばくか我々執行部お役に立てる様努めたいと思います。どうぞ皆様ご指導ご鞭撻を賜ります様宜しくお願い致します。


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